畠山副代表が見事内定を勝ち取った就職先は、三重県伊賀市の山中にある『農事組合法人(※1) 伊賀の里モクモク手づくりファーム』。道民にはなかなかなじみのない名前ですが、モクモク手づくりファーム(以下、モクモク)についてもディープに語ってもらいました(^.^)
― モクモクの衝撃 ―
H「モクモクを知ったのは、前の職場(中小企業家同友会)でモクモクの専務理事さんの講演会を聞いて。1個の組織体として『いかに社員をその気にさせるか』『いかに社員のヒラメキを引き出すか』ということを理論的に考えていて、経営戦略的な話も含めてスゴイなぁと思いました。モクモクが面白いのは、1つの企業が一次産業、二次産業、三次産業を、全て包括して成り立たせているということ。1つの地域の中で食料を作り、再生可能なエネルギーを使いながら、人間関係のコミュニティを作るといった、自分のやりたいことがそこである程度行われていることに衝撃を受けましたね。社員は全国各地から集まっています。自分がモクモクに泊り込んで研修生活を送ったのは、昨年10月から12月の3ヶ月間ですが、研修生は就職を目指して来た人や、モクモクの先駆的な取り組みやノウハウを学んで帰りたいという人、中には路頭に迷って『ここにいたら三食メシが当たるから』という人もいましたね(笑)。」
― モクモクでの出会いから ―
H「学校のカリキュラムで、2週間ほど研修に来た女の子がいたんですが、彼女はグリーン・ツーリズム(※2)の観点からモクモクを評価し学びたいということだった。でも、それとは直接関係のないレストランなどに配属され『こんなことをやっていても私にはなんの学びもない』と言っていた。こんな姿勢ではなにも学べないと思い、『全然興味のないレストランでも、人の動かし方や接客のやり方など、いろいろなものを1つでも2つでも吸収してやろうという姿勢じゃないと、なにも得られないで終わったということになっちゃうよ』というような話をしました。彼女はちゃんと受け止めてくれて姿勢を改め、別れ間際に『そんなことを言われてよかったです』と話して帰っていきましたね。」
― モクモクでやりたいこと ―
H「二番煎じのような気がするんだけど(笑)、活き活き人のような視点でモクモクの社員を取り上げてみたい!そこで働く社員の生い立ち、どういった経緯で入社に至ったのか、仕事への熱い思いなどをざっくばらんに聞きながら、いわば『モクモク人』的な切り口で紹介し、お客さんにも伝えたい。モクモクの企業プロモーションビデオも作りたいという野心もわいてます(笑)。自分はレストランに配属される見通しですが、1、2年後には店長を目指し、人をどう配置し、どう持ち味を生かして回していくかといった仕事を任されると思います。研修の時も、レストランでお客さんと接していて面白かったし、ホール内を広く見渡して気を配るのも、裸心のイベントや会場で参加者が何を求めているかを察知するといった、全体を見渡して対応する感覚に似てる(笑)。今までやったことのない形で、レストランの面白いイベントも企画してみたいですね。見方や考え方によっては、ある意味毎日がイベントだし(笑)。要は自分がどう楽しんでやるか。いかに楽しくやるかという自信もあります。志を共にできる仲間と、楽しくやってやろうという希望で今はいっぱいです。」
― 畠山流・人間関係作り ―
●モクモクでも生かされた、人間関係作りのポイントは?
H「人に対して好奇心を持つことが必要だと思う。その前提として、互いの違いを認め合う気持ちが大事。新たに出会う人から、自分とは違う生き方や知識を吸収しようという視点でとらえると、いろいろな人との出会いが楽しくなる。それが今の自分の行動の原点でもある。そして、どんな場でも勇気をふるって一歩踏み出すことが必要。3年前に札幌から釧路に転勤して来た時も、知り合いは誰もいなくて、なんとか糸口を見つけて人と知り合いたいという思いがあった。さまざまな機会を積極的にとらえて、きっかけを自ら作ったことで今の自分がある。きっかけは誰かが与えてくれるものじゃない。時には誰かが演出した場に乗っかることも必要だけど、どこかで勇気を振り絞らないと。」
●では、最後にみんなへのメッセージをお願いします!
H「各地を回って出会った人と、裸心の話をすると『そういうの、いいねぇ』と言ってもらえた。釧路に限らず、どこの地域でも人と出会う場が求められ、必要とされているんだなぁと思う。自分のように裸心を離れ、新天地に行く人が他にもいるだろうけど、裸心での経験は間違いなく生きる。自分の不完全さを認めて、かつ相手を受け止める気持ちを持って積極的に人と接すれば、どこへ行っても打ち解けてやっていけるよ、とみんなにエールを送りたい。ボクが戻って来た時、裸心がないのは寂しいから、裸心は永遠に活動してください(爆)。」
※1 農業協同組合法の規定に基づいて設立された、組合員の農業生産についての協業を図ることで、その共同の利益を増進することを目的とした法人。
※2 農村漁村地域において自然、文化、人々との交流を楽しむ滞在型余暇活動。
― モクモクの衝撃 ―
H「モクモクを知ったのは、前の職場(中小企業家同友会)でモクモクの専務理事さんの講演会を聞いて。1個の組織体として『いかに社員をその気にさせるか』『いかに社員のヒラメキを引き出すか』ということを理論的に考えていて、経営戦略的な話も含めてスゴイなぁと思いました。モクモクが面白いのは、1つの企業が一次産業、二次産業、三次産業を、全て包括して成り立たせているということ。1つの地域の中で食料を作り、再生可能なエネルギーを使いながら、人間関係のコミュニティを作るといった、自分のやりたいことがそこである程度行われていることに衝撃を受けましたね。社員は全国各地から集まっています。自分がモクモクに泊り込んで研修生活を送ったのは、昨年10月から12月の3ヶ月間ですが、研修生は就職を目指して来た人や、モクモクの先駆的な取り組みやノウハウを学んで帰りたいという人、中には路頭に迷って『ここにいたら三食メシが当たるから』という人もいましたね(笑)。」
― モクモクでの出会いから ―
H「学校のカリキュラムで、2週間ほど研修に来た女の子がいたんですが、彼女はグリーン・ツーリズム(※2)の観点からモクモクを評価し学びたいということだった。でも、それとは直接関係のないレストランなどに配属され『こんなことをやっていても私にはなんの学びもない』と言っていた。こんな姿勢ではなにも学べないと思い、『全然興味のないレストランでも、人の動かし方や接客のやり方など、いろいろなものを1つでも2つでも吸収してやろうという姿勢じゃないと、なにも得られないで終わったということになっちゃうよ』というような話をしました。彼女はちゃんと受け止めてくれて姿勢を改め、別れ間際に『そんなことを言われてよかったです』と話して帰っていきましたね。」
― モクモクでやりたいこと ―
H「二番煎じのような気がするんだけど(笑)、活き活き人のような視点でモクモクの社員を取り上げてみたい!そこで働く社員の生い立ち、どういった経緯で入社に至ったのか、仕事への熱い思いなどをざっくばらんに聞きながら、いわば『モクモク人』的な切り口で紹介し、お客さんにも伝えたい。モクモクの企業プロモーションビデオも作りたいという野心もわいてます(笑)。自分はレストランに配属される見通しですが、1、2年後には店長を目指し、人をどう配置し、どう持ち味を生かして回していくかといった仕事を任されると思います。研修の時も、レストランでお客さんと接していて面白かったし、ホール内を広く見渡して気を配るのも、裸心のイベントや会場で参加者が何を求めているかを察知するといった、全体を見渡して対応する感覚に似てる(笑)。今までやったことのない形で、レストランの面白いイベントも企画してみたいですね。見方や考え方によっては、ある意味毎日がイベントだし(笑)。要は自分がどう楽しんでやるか。いかに楽しくやるかという自信もあります。志を共にできる仲間と、楽しくやってやろうという希望で今はいっぱいです。」
― 畠山流・人間関係作り ―
●モクモクでも生かされた、人間関係作りのポイントは?
H「人に対して好奇心を持つことが必要だと思う。その前提として、互いの違いを認め合う気持ちが大事。新たに出会う人から、自分とは違う生き方や知識を吸収しようという視点でとらえると、いろいろな人との出会いが楽しくなる。それが今の自分の行動の原点でもある。そして、どんな場でも勇気をふるって一歩踏み出すことが必要。3年前に札幌から釧路に転勤して来た時も、知り合いは誰もいなくて、なんとか糸口を見つけて人と知り合いたいという思いがあった。さまざまな機会を積極的にとらえて、きっかけを自ら作ったことで今の自分がある。きっかけは誰かが与えてくれるものじゃない。時には誰かが演出した場に乗っかることも必要だけど、どこかで勇気を振り絞らないと。」
●では、最後にみんなへのメッセージをお願いします!
H「各地を回って出会った人と、裸心の話をすると『そういうの、いいねぇ』と言ってもらえた。釧路に限らず、どこの地域でも人と出会う場が求められ、必要とされているんだなぁと思う。自分のように裸心を離れ、新天地に行く人が他にもいるだろうけど、裸心での経験は間違いなく生きる。自分の不完全さを認めて、かつ相手を受け止める気持ちを持って積極的に人と接すれば、どこへ行っても打ち解けてやっていけるよ、とみんなにエールを送りたい。ボクが戻って来た時、裸心がないのは寂しいから、裸心は永遠に活動してください(爆)。」
※1 農業協同組合法の規定に基づいて設立された、組合員の農業生産についての協業を図ることで、その共同の利益を増進することを目的とした法人。
※2 農村漁村地域において自然、文化、人々との交流を楽しむ滞在型余暇活動。